新・新・からすの掲示板

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4月に読んだ6冊 - みなみ

2017/05/14 (Sun) 07:57:56

『悪党どものお楽しみ』パーシヴァル・ワイルド(ちくま文庫)
 バクチ打ち稼業から足をあらった農夫ビルが、無類のギャンブル好きの友人に乞われて、スゴ腕のギャンブラーたちと対決していく、ユーモア・ミステリの連作集。
 春風駘蕩ともいうべき、穏やかなユーモアがじつに心地いいんです。登場するカードゲームのルールは一切知らなかったけど、十分楽しめます。オススメします。

『J・G・バラード短編全集2』(東京創元社)
「至福一兆」「アルファ・ケンタウリの千の夢」「永遠のパスポート」「歌う彫刻」「九十九階の男」「時間の墓標」。
こうしてタイトルを並べていくだけで、文庫版で夢中になっていた高校生のころがよみがえってくるようです。

『痛みかたみ妬み』小泉喜美子(中公文庫)
 ドラキュラ小説の長編『血の季節』につづいて、この短編集もジュニア向け3編をくわえて復刊されました。
 書き方はまったくちがうが、テーマは意外にも赤江瀑と通じるところがあることに気づきました。腰巻に「イヤミスの元祖ここにあり」とあるが、たしかにそうですね。
 ところで、痛みと妬みはわかりますが、かたみって? 形見の、ひらがな表記なのかなあ。

Re: 4月に読んだ6冊 - みなみ

2017/05/14 (Sun) 08:27:00

『デカメロン(中)』ボッカッチョ(河出文庫)
 第4日から第7日までの、10話×4日間の計40話を収録。
貴族も僧職も大商人もイケメンも美女も、み~んな、あのコトしか考えていません、いやはや!

『ヒトラーの描いた薔薇』ハーラン・エリスン(ハヤカワSF文庫)
 昨年の『死の鳥』が好評だったらしく、3冊めの作品集がでました。
 エリスンといえば、かつて毒舌発言でアメリカSF界に、ずいぶん波風をひきおこしたが、今回の作品集では、怒りのボルテージは、あまり感じられない。それだけに入門編として向いていそうです。
 国書刊行会で予定されている、非SF作品集も待ち遠しいなあ。

『ぼくの東京全集』小沢信男(ちくま文庫)
 小説、紀行文、エッセイ、評伝、書評、詩、俳句など、著者が30代から発表してきた文章を集大成した1冊。
 とぎすまされた観察眼による人物描写を、そこはかないユーモアでつつんだ筆致は、いつまでも読んでいたい。

からすさんへ 以前おしえてもらった、西宮東高校の向かいのパン屋『ソレイユ』さん。最近けっこう寄らせてもらっています。わたしはいまだに「おこちゃま口」なので、もっぱら惣菜パンと菓子パンばかりですが、どれもとってもおいしいです。
トーストはまだです。教えてくださってありがとうございます!

ソレイユ - からす

2017/05/14 (Sun) 21:27:46

 そーなんですよ。

 「ソレイユ」、総菜パンも菓子パンも美味しいのですよ。

 わしは、ここのカスクートとカレーパンが好きです。

 しかも、美味しい上に、ここ、安いのですよね。
 すぐ近くの「ドンク」とか、ららぽーとの中のパン屋さんと比べると歴然。

 行列ができるほど有名には「なってほしくないな」と、勝手なことを思っております。

 以前、大阪で見つけた小さなパン屋が、美味しくて気に入ってたのですが、たちまち「行列店」になってしまって、簡単に買えなくなってしまった…ということが、あったのです。



四月読書 - からす

2017/05/01 (Mon) 20:47:00

『蝶のみちゆき』高濱寛(リイド社)
『海街diary ⑧ 恋と巡礼』吉田秋生(小学館フラワーズC)
『重版出来 ⑨』松田奈緒子(小学館ビッグスピリッツC)
『ナックルダウン ①』磯見仁月(双葉社アクションC)

『風の影 (上・下)』カルロス・ルイス・サフォン/木村裕美・訳(集英社文庫)
『逃げてゆく愛』ベルンハルト・シュリンク/松永美穂・訳(新潮文庫)
『殺しの仮面(上・下)』ヴァル・マクダーミド/宮内モト子・訳(集英社文庫)
『だから荒野』桐野夏生(文春文庫)
『感応連鎖』朝倉かすみ(講談社文庫)

Re: 四月読書 - からす

2017/05/08 (Mon) 21:13:17

 うふ、うふ、うふふふ……
 自然と含み笑いの漏れてしまうGWなのでした。

 『蝶のみちゆき』は、長崎丸山遊郭の遊女をめぐる物語。
 時は幕末……なのだけど、小道具の扱いに明らかな誤りがあって、全てがウソ臭くも見えてくる。
 まこと、ディテールは大切だ。

 『海街』は、いよいよ「すず」が旅立つ直前。千佳の身にも大きな変化があり、さらに長女・幸と次女・佳乃の恋も進展中、なのだた。

 『重版出来』、今回は「付録」のお話。

 『ナックルダウン』は、野球漫画なのだけど、甲子園球場と、甲子園と言う「街」が主人公、とも言える物語。
 絵柄は、あまり…というか、ぜんぜん嫌いな絵柄なのだけど……

 甲子園の街、ただ今雰囲気は上々ではあります。

Re: 四月読書 - からす

2017/05/09 (Tue) 19:24:09

 あ、そうです、そうです、小牧さん。
 『スモーク』は、ニューヨークのタバコ屋さんのお話。
 心に沁み入る、いい映画です。

 『風の影』は、スペイン・バルセロナの古本屋さんを舞台としたお話し。
 1冊の古本が導く、壮大な愛のドラマ、なのだった。
 “ビブリオ・ミステリ”の範疇に、入るのかな?
 これは、なかなかの佳品でした。

 『逃げてゆく愛』は、『朗読者』のベルンハルト・シュリンクによる短編集。
 『朗読者』ほどの感動は、なかった。

 『殺しの仮面』は、アイリッシュ・ミステリー。
 ヨーロッパあちこちに手を出してますが、いまいち「当たり」には当たらない。

 久々の桐野夏生、『だから荒野』は、久々に、桐野的ドライワールド全開。
 気分よく読み終えました。

 朝倉かすみは、『田村はまだか』が良かったので、ブックオフでまとまってあったのを迷わず購入。
 この人は、キャラクター造形が、とにかく秀逸。
 『田村はまだか』では、小説全編通して、主人公であるはずの「田村」が、まったく登場しないに関わらず、その「田村」の存在感を、ハンパなく際立たせて見せたが、この度の主人公もまた、最高。

 と、もう一冊忘れてた。

 『つづり方兄妹』野上丹治・洋子・房雄(理論社)
 これ、もう一度読み直したくて、図書館で借りてきた。
 書店では絶版で手に入らないが、絶対に、復刻すべき本だと思う。

あ、まちがいた - からす

2017/05/10 (Wed) 16:25:50

 訂正、訂正。

 『殺しの仮面』は、アイリッシュ・ミステリーではなかった。以前に読んだ…なんだっけか? だかと勘違いしてた。

 ブリティッシュ、です。
 「レイプ」をめぐるサスペンス。
 女性にとってレイプというのが、いかに大きな傷となるか、を改めて気づかせてくれる一冊でした。

4月の - 小牧

2017/04/30 (Sun) 23:49:25

田中正造と松下竜一 人間の低みに生きる 新木安利 海鳥社
山の本 2017年春 99号 白山書房
草茫々通信 10号 書肆草茫々
ムーン・パレス ポール・オースター 柴田元幸 新潮文庫
冒険歌手 珍・世界最悪の旅 峠恵子 山と溪谷社
明治断頭台 山田風太郎 ちくま文庫
北海タイムス物語 増田俊也 新潮社
悪魔の星(上) ジョー・ネスボ 戸田裕之 集英社文庫
悪魔の星(下) ジョー・ネスボ 戸田裕之 集英社文庫

Re: 4月の - 小牧

2017/05/07 (Sun) 21:47:50

なぜ山へ行くのか、山が来ないからだ。
また藤原岳へ行った。こないだ行かなかった天狗岩へも行った。前回は七合目から上は雪だったが、すっかりなくなっていた。名物のフクジュソウが咲いていた。

『田中正造と松下竜一』足尾銅山の鉱毒公害と戦った田中正造と、豊前火力反対訴訟はじめさまざまな住民運動にかかわった松下竜一。田中正造は政治家、衆議院議員だったが、イメージされるような政治家ではなくて、ビンボーで、財産のすべてを運動に投じる、松下さんのような、一種変人扱いされるような人でもあった。「人間の低みに生きる」として、上昇志向人間の社会が公害や戦争や原発事故などを起こしても責任もとらないことの対極に置いてその誠実すぎる生き方を辿っている。足尾銅山の鉱毒を垂れ流した古河財閥の始祖古河何某は時の政府から叙勲されたりしていることに驚かされる。

『山の本』いつものです。99号。次は100号だ。「岳人」の服部文祥は『山の本』の仕事を手伝っていた時期があったらしい。

『草茫々通信』障害者の生き方がいっぱい載っていて、全部読んだが、みんなすごい。としか言えない。

『ムーン・パレス』いやあ、傑作です。『スモーク』という映画、見たことあると思います。煙草店の話ですよね。中身は憶えていないが、よかったという記憶はあります。

『冒険歌手』これまで何の苦労もして来なかった、と若い女性で、歌手デビューも運よくできた峠恵子さんは、ある日、書店で見かけた「岳人」のヨットで海を渡り、ニューギニアの未踏峰を登るという冒険の隊員募集の記事に応募して、未体験の冒険に身を投じるのだ。このとき、同じく応募して参加したのが、若き日の『空白の五マイル』の角幡唯介だったのだ。

『明治断頭台』山田風太郎って初めて読んだ。明治が舞台のミステリ。機械トリックの短編が数編あって、全体としてひとつの長編小説となっている。

『北海タイムス物語』『七帝柔道記』の増田俊也さんがその体験をもとに(だろうと思う)書いた小説。北海タイムスという地方紙の新聞社に入社した青年の物語。この新聞社が、伝統はあるが、薄給で、社員の生活は悲惨で、主人公はさっさとやめたいと思っている…という話。こんなこと書いていいのか、と思ったが、北海タイムス、もうつぶれていたんですね。

『悪魔の星』けっこう派手な展開のノルウェーミステリ。主人公のハリー・ホーレ、アル中で、警察の問題児でクビにさせられそうになりながらも、…というアメリカでもあったような話。

9連休もおしまい。タイガース、鯉のぼりの上を飛んでいる。いい眺めだなあ。月も見てくれているよ。

ムーン·パレス - 小牧

2017/04/27 (Thu) 22:50:35

こないだポール·オースターの『ムーン·パレス』柴田元幸訳(新潮文庫)を読みました。今さらながら。20年くらい前にヴィレヴァンで買った憶えがあるけど、読んでなかった。ブックオフの100円棚で見つけて読んだ。めちゃめちゃツボでした。オールタイムベストテンに入れたいくらいです。これの余韻だけで、半年くらい過ごせそうです。
ということで、本読みのみなさま、もし、まだ読んでいなかったら、ぜひぜひ読んでくださいね。

Re: ムーン·パレス - みなみ

2017/04/28 (Fri) 19:28:36

ハードカヴァーで出版された当時読みました。
あっ、このポール・オースターは面白い!と思ったことだけ、ボンヤリよみがえりました。
なんとなく、ロードムービーみたいな、お話しだったような気がしますが、プロットは皆目おぼえていません。
本棚をさがしてみましたが、残念ながら、手放してしまったようです。
いつとはお約束できませんが、再読文庫にリストアップしておきます。

Re: ムーン·パレス - からす

2017/04/28 (Fri) 22:50:38

 わしも、読みました。小牧さんと同じく、100円の文庫で。
 確かに、すごくいい余韻と妙なカタルシスを感じた記憶があります。

 そのポール・オースターが原作と脚本も手掛けた『スモーク』、これもいいですよ。
 登場人物の皆が皆、最後に大事ななにかを無くすのだけど、だけどなぜだか爽やかで、なにかを無くしたそのこと自体がカタルシスになるという、結末です。

 主演のハーヴェイ・カイテルが、とても素敵。

 https://www.youtube.com/watch?v=Tg8czhMcL6c

Re: ムーン·パレス - 小牧

2017/04/28 (Fri) 23:21:37

いやあ、さすがに読まれてますね。
うれしいなあ。
破滅型の主人公、ライ麦畑の主人公よりもっと破滅型の主人公が西へ西へと旅して最後に西海岸で月を見上げるのですね。
そのお月さんの映像が、頭から離れません。

3月の - 小牧

2017/04/25 (Tue) 21:24:43

ビッグ・トラブル デイヴ・バリー 東江一紀 新潮文庫
プリティー・ガールズ(上) カリン・スローター ハーパーBOOKS
プリティー・ガールズ(下) カリン・スローター ハーパーBOOKS
涙香迷宮 竹本健治 講談社
あほらし屋の鐘が鳴る 斎藤美奈子 文春文庫
花のれん 山崎豊子 新潮文庫

Re: 3月の - 小牧

2017/04/25 (Tue) 21:26:05

なぜ山へ行くのか、山が来ないからだ。
藤原岳は7合目から上は雪だった。
アイゼンを着けて登った。
スノウシューを履く場面はなかった。

『ビッグ・トラブル』ずいぶん前に出た本で、古本店の100円棚で見つけた。デイヴ・バリーで東江一紀さん訳で、読んでないわけがないと思ったが、冒頭数ページ立ち読みしても、まったく初めて読む感覚だったので、買って読んだ。あとで本棚にあるのを見つけた。やっぱり読んでいたんだ。

『プリティー・ガールズ』どんな話だったか、思い出せない。こんなタイトルの本をよくレジに持って行ったもんだな。でもミステリです。

『涙香迷宮』黒岩涙香への蘊蓄を傾けつくし、そのオマージュとしていろは歌をいっぱい創作して…という驚愕の一編。なんだか正朗さんの回文を思い出したことであった。

『あほらし屋の鐘が鳴る』これも、古い本で、もしかしたら、昔読んだかもしれないが、新鮮な気持ちで読めました。

『花のれん』これは未読だと思って読んだが、どうもなんとなく記憶にある場面がいくつも出てきて、やっぱり読んでいたのだった。NHKでドラマ化されるんだっけ?

もう、4月も終わろうとしている。3月分、遅くなりまして、すみません。

Re: 3月の - からす

2017/04/27 (Thu) 20:40:23

>『花のれん』これは未読だと思って読んだが、どうもなんとなく記憶にある場面がいくつも出てきて、やっぱり読んでいたのだった。NHKでドラマ化されるんだっけ?

 え、またドラマ化されるの?

 その昔に、やはりNHKで放映されたドラマ『横堀川』の原作ですね。
 南田洋子と長門裕之は、このドラマの共演が縁で結婚したんじゃなかったっけ。

3月に読んだ7冊 - みなみ

2017/04/16 (Sun) 09:38:57

『春喪祭』赤江爆(小学館P+D BOOKS)
比較的後期の作品集なので、プロットはシンプルながら、この作者ならではの、妖かしムードはあじわえます。
まえにも言いましたが、このペーパーバックス、造りは安っぽいけど、軽くて、文字も大きくて、じつに読みやすいです。
読み終えたら、ポイ!しちゃいたくなります(失礼!)

『後藤明生コレクション 前期!』(国書刊行会)
小島信夫どうよう、後藤明生も、終生「ナニも起こらない」つかみどころのない小説を書きつづけた。
ふだん面白すぎるエンタメ小説を読みなれていると、最初は退屈かもしれないけど、次第にじわじわと、心をわしづかみにされてしまう(人もいる、わたしはそう)。
わたしたちの、ふだんの心のありようって、つくづくイイ加減で、けったいなんだなあと、再認識させられます。
こんな小説の魅力こそ、評論家とよばれる人たちに、明らかにしてもらいたいと、切にのぞみます。

『アレフ』ホルヘ・ルイス・ボルヘス(岩波文庫)
わからないわからないとボヤきつつ、またもやボルヘス。
この初期短編賞を読みかえすのは、たぶん5回めぐらい。
表題作の、地下室でにぶく輝く「球体」の存在感は、いまだ色あせていない。

『ドラゴン・ヴォランの部屋』J・S・ファニュ(創元推理文庫)
「吸血鬼カーミラ」で知られるダブリン生まれの作家による怪奇小説集。
正直いって、いささか期待外れの感は否めません。
4編の怪奇小説は凡庸。唯一、怪奇小説でない表題作の中編が、そこそこ面白かったです。

3月に読んだ7冊 - みなみ

2017/04/16 (Sun) 15:17:05

『デカメロン(上)』ボッカッチョ(河出文庫)
ペストが大流行した14世紀なかばのイタリア。
病魔から逃れるために、フィレンツェ郊外におもむいた男女10人が、無聊をなぐさめるために、10日間にわたって語りつづける体裁。
つまり10×10=100のお話しがつづく。
艶笑譚というのか、美女と美男がくりひろげる愛憎関係は、エロチックでユーモアたっぷり。
じつに大らかで、人間の身勝手さと愚かさに微苦笑をさそわれる。
流行りの形容を借りるなら「サクサク」読めちゃいます。続刊も楽しめそうです。

『バタフライ・エフェクト』カーリン・アルヴテーゲン(小学館文庫)
グイグイとひきこまれて、息をひそめるように読みました。
3人の語り手のうち、母と娘の確執がよく書き込まれているが、意外にもわたしは、貴金属店で強盗に遭遇してしまったために、心の平衡を見失っていく建築士のドラマが、じつにイヤな印象を残しました。
それにしても、この小説をジャンル分けするなら、サスペンスでもスリラーでも、そして純文学でも相応しくない気がする。
レッテル不要の小説と、言うべきなのか?

『直木賞物語』川口則弘(文春文庫)
先月読んだ『芥川賞物語』の姉妹編というより、著者の関心は圧倒的に、直木賞にあるんだそうです。
両賞とも、その銓衡会は迷走つづき。小説の優劣なんて、決められるものじゃないから、悲喜劇が生まれる。
常連候補ながら落選作家のなかには、選考委員に殺意をいだいたケースもあったとか、なかったとか。
著者の関心は、受賞作品の中身よりも、選考過程のドタバタぶりにあるようだ。
どうしてここまでこだわるのか、その心因がすごく気になります。
だって、おおかたの小説ファンは、わたしも含めて、直木賞のレッテルにさほど重きを置いてない、でしょ?

Re: 3月に読んだ7冊 - からす

2017/04/16 (Sun) 21:17:24

 『バタフライエフェクト』の、どこかで誰かが起こした波が、全然関係ないどこかの誰かに影響して、その彼の行動がまた誰かに……
 という構造、くらもちふさこの漫画『駅から5分』と同じ構造です。
 もっとも、くらもちふさこの漫画には「イヤな印象」はなくて、どっちかとゆーと「爽やかな印象」を残すんですが。

>両賞とも、その銓衡会は迷走つづき。小説の優劣なんて、決められるものじゃないから、悲喜劇が生まれる。
常連候補ながら落選作家のなかには、選考委員に殺意をいだいたケースもあったとか、なかったとか。

 筒井康隆『大いなる序章』ですね。
 
 「次は、この作品ですが……」
 「おい! これ、SFじゃないか!?]
 「なに! じゃ、論外!」

 最近はさすがに、「SFだから」「ミステリーだから」で外されることはないようですが。

 筒井老人、またぞろブッソーな発言で物議をかもしてますね。

年度末の3月に読んだ本 - からす

2017/04/03 (Mon) 21:31:34

『レッド 1969~1972 ①~⑧』『レッド 最後の60日、そしてあさま山荘へ ①~④』山本直樹(講談社KCDX)
『北のダンナと西のヨメ』横山了一(飛鳥新社)

『あさま山荘籠城 無期懲役囚吉野雅邦ノート』大泉康夫(祥伝社文庫)
『チャイナタウン』S.J.ローサン/直良和美・訳(創元推理文庫)
『あの日、パナマホテルで』ジェイミー・フォード/
前田一平・訳(集英社文庫)
『悪意の森(上・下)タナ・フレンチ/安藤由紀子・訳(集英社文庫)


Re: 年度末の3月に読んだ本 - からす

2017/04/06 (Thu) 20:37:01

 『レッド』、第2部の完結を機に、最初から全部読みなおしてみました。
 これは、ものすごい労作です。
 あの事件にかかわった人達、ひとりひとりを、愚直なまでに丁寧に、緻密に描いております。
 さて、「第3部」は、いよいよ「あさま山荘」なのだけど、何巻で描かれるのか、楽しみです。
 まさに「ライフワーク」ですね。

 『北のダンナと西のヨメ』、1巻が講評につき、ついに2巻が出たのだった。
 水炊き、そうですね。関西だと当たり前だが、確かに、東にはない。
 あと、関西では「魚肉ソーセージ」が一般的ではない、のも思い出させていただきました。
 東京のスーパーで、「ポールウィンナー」がなかったの、結構ショーゲキだった。
 しかし、「西のヨメ」よ、「焼き鳥が豚肉」は、北海道だけではないぞ。東日本一般です。

Re: 年度末の3月に読んだ本 - からす

2017/04/06 (Thu) 20:56:31

 『あさま山荘籠城』、連合赤軍の吉野雅邦と、小学校時代からの幼なじみだった著者…というのは、実は小学館の編集者で、「女性セブン」の編集長も務めた人なのだそうだ。
 その人が、吉野とその恋人だった金子みちよ(妙義山中で総括死)との交流や、吉野からの書簡で綴った、著者なりの「連合赤軍総括」。
 事件当時の生の資料が、生々しくも痛ましい。

 『チャイナタウン』、中国系の女探偵、とその恋人の白人探偵のコンビが、ニューヨーク華僑社会に出来した事件を追う。
 アメリカ「女探偵」の、新しい系譜…かもしれない。

 で、こちら『あの日、パナマホテルで』は、シアトルに実在する、元・日系移民ホテルである「パナマホテル」をめぐる物語。
 フィクションだが、実在の「パナマホテル」の数奇な運命を踏まえて、物語も構築されている。
 戦前のシアトル日系社会のありようが、すごくリアルに描かれていて、思わず「ケイコ」さんに逢いたくなってしまった。

 『悪意の森』は、“アイリッシュ・ミステリー”。
 ヨーロッパあちこちに手を出してます。
 ダブリン郊外の森の中で発生した少女殺人事件を、幼いころ、同じ場所で幼なじみの少女が行方不明になり、彼だけが生還した、という過去を持つ刑事が捜査に当たるのだが、捜査が進むにつれて、過去の事件との類似性が次第に明らかになり、そのトラウマが彼を苦しめる…のだけど、事件は、まるで違う方向で解決。
 最後まで、過去の事件の真相が明らかにならない……のが、すげーフラストレーション、だったぞ。

新年度スタート! - 麗華

2017/04/01 (Sat) 12:50:04

なんだか寒いけど、今日から4月なのですね~
えいみさんちはダブル入学式ですか?!おめでとうございます♪

センバツは大阪対大阪ですか、うーん…
みなみさんは堤真一さんと同じ高校だったのですね~
堤さんのお姉さんがウグイス嬢だったとか…

兵庫県の誇り三つあって、
甲子園とタカラヅカと…もうひとつ何だっけ??
姫路城でしたか??

一昨日生まれてはじめて、大阪の誇り「なんば花月」にいってきました~
何年ぶりかの難波で道に迷いました…
阪神三宮から直通で行けるようになったので、めっちゃ便利なのですが…
駅もきれいになったし、大阪方面へは最近もっぱら阪神電車を利用します。

花月、面白かった~!
トレンディエンジェルの漫才、桂三度さんの創作落語、あとは月亭方正さん司会のその他大勢の大喜利大会でした。

その他大勢の中のジミーちゃん(ジミー大西)は、
漫才師でもなく落語家でもないくせに、最強です(≧∇≦)一番面白かった!
画家では食べていけなかったんやねえ…








Re: 新年度スタート! - からす

2017/04/01 (Sat) 21:28:49

 「大阪対大阪」というと味気なくなるけど、「大阪」対「大東」、」または「摂津」対「河内」、あるいは「「阪急(沿線)」対「近鉄(沿線)」と考えると、「対決」っぽくなります。

 ちなみに、45年前の決勝は「日大三校 VS 日大桜ヶ丘」だったそうですが、これは、「町田」対「世田谷」という「小田急線ダービー」だったのですね。

 戦前には、「兵庫県対決」の決勝も、結構あったそうです。「甲陽vs神港」とか。

 そうですか、西宮市出身とは聞いてましたが、堤真一もみなみさんの高校だったんだ。

 甲子園ウグイス嬢の独特のアクセントは、先輩から後輩へ、代々受け継がれるそうです。
 「一番、ショート、ヤマもト、クン…」という独特のアクセントは、指でリズムとりつつ、喋ってる…のが、「探検バクモン」で紹介されてました。

 「兵庫県の誇り」、なんでしょうね?
 野々村…は、「恥」の方か……

 ちなみにわしは、沿線に住んでまる5年、ただいま熱血「ぼくの街の阪神電車」です。
 大阪ではキタへもミナミへも通じていて、さらに奈良にも姫路にも、行こうと思えば伊勢志摩や名古屋にも行ける。
 電車はやっぱり阪神です。はい。



 

Re: 新年度スタート! - えいみ

2017/04/02 (Sun) 20:36:31

麗華さん、ありがとうございます。

りょうすけ、ただいま一人暮らし奮闘中。

パンが嫌いで白いご飯が好きなので、けっこう頑張って一品料理を作っているようです(笑)。

甲子園と講談社 - からす

2017/03/28 (Tue) 19:53:11

 ここ数年毎年なのだけど、春と夏の高校野球では、甲子園駅から球場まで、『ダイヤのエース」で埋め尽くされる。

 「週刊少年マガジン」連載中の熱血野球漫画。

 昨年の夏には、これの「第一話」を無料の冊子にして、応援団のバス駐車場近くで、高校生たちに配布していた。

 今年は、これに『8月アウトロー』も加わって、講談社、熱烈野球漫画プッシュ。

 この広告、どれくらい費用をかけてんだろか?

Re: 甲子園と講談社 - からす

2017/03/28 (Tue) 19:54:55

 駅から球場へ向かう広場にも、いたるところにバナーが。

Re: 甲子園と講談社 - からす

2017/03/28 (Tue) 19:58:34

 そして球場にもバナーが林立。
 イヤでも『ダイヤのエース』と『8月アウトロー』というタイトルは、覚えて帰るようになっている。

 これ、漫画離れの著しい高校生や子供たちに、「漫画を、頼むから漫画を読んでくれ~~~っ!」という、悲痛な訴えかけでもある。

エールを! - えいみ

2017/02/25 (Sat) 00:05:11

ご無沙汰しております。

この文章もちゃんとからけいに乗るのかまったく不明。

(何度かトライしましたがうまくいかず・・・)


中学三年生のしんすけ、4月からは高専に通います。学校推薦で進学が内定しています。

浪人りょうすけ、滑り止め関西の大学は合格。でも、が、学費が高いぞ私立・・・。

明日が、あれもう今日か?えーと、25日がこくりつ二次試験。

希望の大学は諦めて、無難な大学に決定。でも合格できるかはまったく不明。

この書き込みを読まれた皆様にお願いです。

心の片隅で、「りょうすけがんばれー!」と念じてくださいまし。

よろしくお願いいたします。

うにゃー。りょうすけがんばれーーー。

村上春樹の新刊を買おうかどうしようか、「熊と踊れ」はまだ読んでないぞ、の、ひさびさのえいみでした。


Re: エールを! - 小牧

2017/02/25 (Sat) 00:27:11

去年1年を通じて阪神優勝と念じていましたが、

結果はご存じのとおり。

こんな私ですが、

りょうすけの合格を祈っております。

Re: エールを! - えいみ

2017/02/26 (Sun) 00:36:50

小牧さんありがとうございますー。

阪神パワーでなんとか合格したい。ちうにちは頼りにならないので。

今日の「ブラタモリ」は神戸でしたね。録画したけど見てないや。

村上春樹の新刊が発売されましたが、予約件数のすごさにびびり、買おうかなーと思案中。

しんすけがお祝いに貰った図書カードを使ってやろう。

りょうすけくん、がんばれ。金本もな。 - からす

2017/02/26 (Sun) 08:20:52

 えいみさん、お久しぶりです。
 わしも及ばずながらエールを。

 私学の学費、近頃はどこもバッカ高いには驚きます。
 わしら、年間10万とちょっとだったのに。
 
 おまけに「受験料」もまたバカ高い。

 阪神パワーは、「球児復活、四番固定」を三回唱えると、霊験あらたか…かもしれません。

 「ブラタモリ・神戸の巻」、2週連続で見ました。
 神戸を紀行する番組で、「湊川」「新開地」さらには「兵庫」が紹介されるというのは、「ブラタモリ」ならでは、ですね。

Re: エールを! - まりあ

2017/02/26 (Sun) 20:59:33



 みんなエールをおくってます。
りょうすけくんがこんなに大きくなって、おめでとう。
よかった。よかった。おめでとう。

 イザヤの預言49章15節
たとえ、女たちが忘れようとも
わたしがあなたを忘れることは決してない。

Re: エールを! - 立読師

2017/02/27 (Mon) 20:55:49

がんばれー!

Re: エールを! - えいみ

2017/03/27 (Mon) 19:45:56

皆様、エールをありがとうございました!

結局、お金はかかるけれど行きたい私立に決まりました。

ダンナは大激怒しておりましたが(苦笑)、やっとあきらめたようです。

設備もよく、就職率もいい大学です、が、た、高い・・・。


当分、仕事はやめられません。かあちゃん老骨に鞭打って、あと10年は働かないと。とほほ。


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