新・新・からすの掲示板

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7月に読んだ5冊 - みなみ

2017/08/16 (Wed) 18:47:42

『本棚探偵 最後の挨拶』喜国雅彦(双葉文庫)
 ミステリ(とりわけ探偵小説)に、とりつかれてしまった、重度のマニアの生態をえがいた爆笑エッセイ集。
おなじ本を何冊も何冊も買いつづけたり、おかげで部屋が本の山にうまってしまったり、世界で1冊きりの愛蔵版をつくったり、マニア以外には狂気の沙汰としかみえないエピソードの大盤振る舞い。
これでシリーズ打ち止めとは哀しい。ホームズのように、奇跡の復活を待っています。

『明日なき身』岡田睦(講談社文芸文庫)
 まったく知らなかった作者だが、この私小説の赤裸々ぶりは、ちょっと比類ない。
3人目の妻との離婚以後、生活保護と年金で生きる老人の日常。
たしかに「下流老人」の貧困な日々なのだが、悲愴感はあまり感じられず、ある種のユーモアすらただようのは、筆力なのか。
巻末におさめられている「灯」を2010年に発表して以降、作者は消息不明だという。

『後藤明生コレクション3 中期』(国書刊行会)
 この選集もちょうど折り返し(全5冊)。
これまで「わからない、わからない」とボヤいてきたが、この時期あたりの小説は、作者の意図するところが、なんとなくわかってきたような気がする(大いなるカン違いかもしれないけど)
とどまることを知らず、ひたすら増殖していく連想に、読み手は不思議な酩酊感にひたれます。

7月に読んだ5冊 - みなみ

2017/08/16 (Wed) 19:13:45

『その犬の歩むところ』ボストン・テラン(文春文庫)
 飼い主に全幅の信頼と無条件の愛情をささげる犬をめぐる男女の波乱のドラマ。
わたしはごくごく穏やかなワンコ好きだとおもうが、このギブという愛すべき犬に、次々とふりかかってくる苛酷きわまりない運命には「もうやめてくれ!」と、作者を恨みたくなりました。
小牧さん、イイ小説でしたね。

『月山・鳥海山』森敦(文春文庫)
「月山」は1973年度下期の芥川賞受賞作。
作者はテレビをはじめ、マスコミの露出度が高かったので、その風貌や語り口をおぼえている。
かつて『意味の変容』という評論とも小説ともつかない1冊を読みかけて、サッパリ理解できずに投げ出したので、小説を読むのははじめてです。
食いつめた男が雪深い山あいの廃寺で一冬をこす話。
深沢七郎『楢山節考』をふと想起したが、あんなにも残酷で哀切な話ではありません。
それにしても、耳慣れない東北の方言を、どこかしら不気味に感じるのは、わたしだけでしょうか。  

7月の本 - からす

2017/08/06 (Sun) 20:58:31

『くも漫』中川学(リイド社)

『脳が壊れた』鈴木大介(新潮社新書)
『氷姫』カミラ・レックバリ/原邦史朗・訳(集英社文庫)
『説教師』カミラ・レックバリ/原邦史朗・訳(集英社文庫)
『ダックコール』稲見一良(ハヤカワ文庫)
『羆撃ち(くまうち)』久保俊治(小学館文庫)

Re: 7月の本 - からす

2017/08/06 (Sun) 23:44:36

 『くも漫』は、webマガジンの「トーチ」連載作品で、この度めでたく映画化もされたのだった。
 てとも「恥ずかしい場所」で、突然くも膜下出血に斃れた、とても「ダメダメ」な男…というのは、実は作者自身なのだが、そのセキララな物語。

 『脳が壊れた』もまた、奇しくも「脳」の病気…こちらは脳梗塞に斃れた、ノンフィクションライターのノンフィクション。
 鈴木大介は、漫画『ギャングース』の原作者でもあるが、驚いたことに、脳梗塞で入院中にも、講談社まで出向いてプロットを書いていた…のだとか。
 巻末に収録された奥さんの手記が、泣かせる。

 カミラ・レックバリは、スウェーデンの新鋭女性作家…だそうだ。
 二冊ともに『エリカ&パトリック事件簿』というシリーズの、それぞれ第一弾と第二弾。
 スウェーデンの西部にある小さな漁師町が舞台だ。
 二作共に、冒頭のっけに「若き美女の全裸死体」が発見されるところから、物語が始まるのだった。

 『ダックコール』は、「狩り」をめぐる短編集。
 狩猟から「人間狩り」まで。
 有閑男とパチンコ名人…ゴムで小石を飛ばすパチンコね…の少年との交情を描いた『密漁志願』が、なかなかに「じ~~ん」とさせる。
 他の作も皆佳品でした。

 『羆撃ち』、奇しくもこれまた「狩り」のお話しで、こちらはノンフィクション。
 この久保さん、今も現役の猟師なのですね。

 https://www.youtube.com/watch?v=kluKD5Zz3Qc
 

ジュリー~♪♪♪ - 麗華

2017/08/02 (Wed) 09:02:28

行ってきました、ジュリーが世界一好きなフェスティバルホールにふたたび!!
何度かフェスティバルホールに行ってますが、
必ず冒頭で「世界一好きなフェスティバルホール」とのたまわれます。

もともと大阪のライブハウスからはじまった…いやいやその前に神戸のライブハウスに出てたかな、ということなので、
ゆかりの地でもあり、
フェスティバルホールの年明けしょっぱなのコンサートは、長年「沢田研二」に任されてたという縁もあり…
てことなんでしょうか、とにかくいいホールですし、わたしも好きです。

でもドーチカからホールの地下までなんとかつなげてほしいなあ。もうちょっとやのに…あと数十メーター…?
雨にも直射日光にも当たらんと行きたい!!
地下の構造的に無理なんでしょうが…

ちなみにかつて渡辺橋の上まで並んでた「○島ロール」ブームはどこへやら…しずか~に営業されてました、某パティストリー。社名も変わったんだっけ…?

話それますが、「御影 高杉」閉店はめちゃくちゃ残念です。高いけどわざわざ買いに行きたくなるクオリティーのお味でした。
パティシエの腕と経営は別、ということなんかなあ…。
ファン多かったのにねえ。

…続く

Re: ジュリー~♪♪♪ - 麗華

2017/08/02 (Wed) 09:32:42

続き

全国をまわる50周年記念ライブだというのに、
自ら一切の宣伝をせず、メディアにも出ず、
ほぼファンのクチコミだけで、完売御礼という歌手は、
他にいない。

還暦を迎えたら「もうじいさんやないか!好きなようにさせてもらう」とやっとおおっぴらに自然体の風貌でいけると嬉しかったそうです。

郷ひろみや松田聖子のように老齢と必死に痛々しく戦うか、
自然に身をまかせて歳をとりやりたいことだけをやっていくか、
60を過ぎると大きくふたつに分かれると思います。

あくまで後者をすすめた妻 田中裕子も、
まったく整形もしない自然体女優さんですね。

少しキーはさげてるのかもしれませんが、
50周年で50曲!見事に歌い上げはりました!!

当たり前だけど、関西人なのでしゃべりも達者です。
今回は50年のあれこれをかいつまんで自虐的にかつボケつっこみ入れながら、のかなり長いトークもあり、
面白かったです~大満足♪♪♪

ファンももう見てくれやなく生きざまについていってる感じです。こうなると強いです。

女装してた印象が強く、華奢で女々しいイメージがあるようですが、
野球部キャプテン、バリバリの硬派ですよ、彼は。
そらボウズのほうが似合うわ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00000008-nkgendai-ent

Re: ジュリー~♪♪♪ - からす

2017/08/02 (Wed) 19:50:17

 ほほ~~~う
 沢田研二、今年古稀を迎えておったのですね。
 元気ですね~~。

 その昔、タイガースが専属で出てた、大阪ミナミの、伝説の「ナンバ一番」、高校生の頃…だから70年代初頭に、偶然その前を通りかかり、「ああ、ここかァ…!」と思った覚えが。

 あれは、どこだったのか?
 場所を覚えてなくて、ずっと謎だったのですが、↓ここだったのですね。

 http://orange.zero.jp/gsox.pine/map.html

 しょっちゅう、通ってる場所だった。

 ところで、堂島ロールは下火のようですが、「リクローおじさんのチーズケーキ」は、わざわざ海外からヒコーキで買いに来る人もいる、人気ブランドなんだそうです。

マイ・ベスト3 - みなみ

2017/08/02 (Wed) 20:55:16

わたしは、♪『君をのせて』『あなたに今夜はワインをふりかけ』、そして『時の過ぎゆくままに』が大好きです。
もちろん、カラオケで歌うなどという野暮なことはせず、ただひたすら、CDで楽しませてもらっています。

Re: マイ・ベスト3 - 麗華

2017/08/03 (Thu) 11:15:38

うわぉ~、みなみさん、ジュリー聞かれるのですね!?
意外でした(^o^)
3曲とも今回のセットリストにはいってました!

ワインをふりかけ♪は冒頭一曲め。

君をのせて♪はソロデビュー曲ですね、
当時歌が下手や下手やと言われてて、
この歌い上げる曲も好きではなかったようですが、
晩年好きになってきたそう…
歌、上手くなったやん!努力、努力。

時の過ぎ行くままにこの身をまかせ~♪
いい歌です。

私はコバルトの季節の中で♪も好きです(*^^*)

余談ですが、現在のおかかえバンドのグレースさんという女性ドラマーの方がかっこいいのです~

観客の中にはおじちゃんおじいちゃんも多いですが(2~3割?)、
まあ最後まで立ちませんわ。

しょっぱなから最後まで立ってノリノリなのは、
おばちゃんおばあちゃん!!
元気やわーこわいわー(^o^;)
私などまだまだ若手ですわ。

からすさん、そうそう「ナンバ一番」!
神戸はどこやったんやろ…?
神戸のジャズ喫茶、ライブハウスも少なくなりましたねえ…

Re: ジュリー~♪♪♪ - からす

2017/08/06 (Sun) 23:21:31

 あ、そうですよ。
 ジュリーと言えば、野球部!

 そもそもグループ名からして、阪神タイガースから拝借してんだもん。

 ↓これ、甲子園でも流してくれんかな。

 https://www.youtube.com/watch?v=uA5NVD1eq5A

 沢田研二・田中裕子の“ホンマの夫婦”が「夫婦漫才」演じる映画『大阪物語』もまた、傑作です。

 劇中で二人が演じる漫才が実際面白くて、沢田研二の女にだらしない「ダメ男」っぷりもまた際立ってます。

7月の - 小牧

2017/08/03 (Thu) 23:12:07

悪党どものお楽しみ パーシヴァル・ワイルド 巴妙子 ちくま文庫
オーディンの末裔 ハラルト・ギルバース 酒寄進一 集英社文庫
フロスト始末(上) D・R・ウィングフィールド 芹澤恵 創元推理文庫
フロスト始末(下) D・R・ウィングフィールド 芹澤恵 創元推理文庫
その犬の歩むところ ボストン・テラン 田口俊樹 文春文庫
ブラックボックス(上) マイクル・コナリー 古沢嘉通 講談社文庫
ブラックボックス(下) マイクル・コナリー 古沢嘉通 講談社文庫
人生のことはすべて山に学んだ 沢野ひとしの特選日本の名山50 沢野ひとし 海竜社

BLUE GIANT 1~10 石塚真一   小学館

Re: 7月の - 小牧

2017/08/03 (Thu) 23:13:46

7月の初め、なんと南都、からすさん、私も奈良へ行ったのです。

街なかを大型獣が闊歩していて、しかも、それがあたりまえだ、みたいな顔をしておるのです。

いやあ、もちろん知ってはいたけど、不思議な光景ですねえ。

京都の河原町にあったジャズバー「ブルーノート」が去年奈良に移転していて、そこでライブを聴きました。

山は、蛇峠山だけ。暑かった。やっぱりこの山は雪のあるときがいい。

Re: 7月の - 小牧

2017/08/04 (Fri) 23:38:08

『悪党どものお楽しみ』みなみさんオススメのこの本、国書刊行会版を春日井図書館が所蔵しているのでそれを借りようと思ったが、貸出中。返却期限の2週間待ったが、まだ貸出中。図書館のひとに、こいつはいつまで借りとるのか、はよ返せとゆうたれよとお願いしたが、催促していると言われた。しかし、たぶん、面白すぎて笑い死にしたのか、いっこうに返却される気配がない。しかたがないから、新刊の文庫を買いました。こじゃれたミステリ、みなみさんオススメというのも納得の一冊です。この作者、大昔に『検屍裁判』(新潮文庫)を読んだきりだったけど、『検死審問ふたたび』やらほかの作品も読まねば、と思ったことでありました。

『オーディンの末裔』第2次大戦下のドイツが舞台の『ゲルマニア』の続編。ユダヤ人の刑事が主人公のミステリ。オーディンっていうとゲーム「ファイナルファンタジー」の召喚モンスターのオーディーン、斬鉄剣が必殺技の、を思い出すが、出典は同じなのだろう。3部作らしいから、まだ覚えているうちに次を出してほしい。

『フロスト始末』やっぱり面白かった。買って損した、とは思わなかった。作者は亡くなったけど、『ミレニアム』みたいに、別の作家がシリーズの続きを書くということだ。

『その犬の歩むところ』これも、みなみさん、よかったです。ボストン・テランって、ほかにもけっこう出てるんですね。『神は銃弾』『音もなく少女は』以外に『死者を侮るなかれ』『凶器の貴公子』『暴力の教義』というのが、知らない間に出ていたんですね。

『ブラックボックス』ハリー・ボッシュシリーズはずっと読んでいる。しかし、バカな上司がしょうもないことで捜査の邪魔をする、というくだらないことでページを割き過ぎだ。
フロストならそれが面白味にもなるのだが、ボッシュでそんなことはやめてくれといいたい。

『人生のことはすべて山に学んだ』沢野ひとしさんの、山紀行を綴りながら、兄に連れられて行った少年のころから、結婚前、子連れ登山、息子が成長していくさまを描いていて、とても素敵な本です。

『BLUE GIANT』山岳漫画『岳』の石塚真一さんはいつのまにかこんなジャズの漫画を描いていたんですね。私の山の師匠の店にあったのを一気読みしました。

奈良と鹿とおばちゃんと - からす

2017/08/05 (Sat) 21:22:29

 今日、地下鉄梅田駅で、バックパックを背負った白人カップルに道案内するおばちゃんに遭遇しました。

 阪神百貨店の紙袋を提げ、孫らしき子供を二人連れたおばちゃんは、地下鉄の券売機で迷っていた二人に、つかつかと歩み寄るや、すげー流暢な英語で、奈良への行き方を、説明してたようです。

 「JR?ノー、ノー!」と、地下鉄で難波へ出て近鉄に乗り換えるのが「too fast!」 と、言ってたみたい。

 で、説明を聞いた二人が「サンキュー!」と立ち去る間際、すかさず、「キャンデー、プリーズ!」と、飴ちゃんを差し出すのでした。

 二人、差し出された飴ちゃんを、戸惑いながらも笑って受け取ってましたが、大阪のおばちゃんは、英語でもやっぱり大阪のおばちゃんなのだった。

阪神電車なう - 麗華

2017/07/22 (Sat) 21:25:53

野球、今、終わったんですか?!

フェスティバルホールからの帰りの阪神電車車中です。
うー、座れなくてしんどいうえに、
甲子園帰りの人で満員です!暑いーー!

と思ったら、芦屋からまた花火大会帰りの人があ~!
ぎゅうぎゅうです。
座れると思って阪神電車乗ったのに…

芦屋浜で花火あるんですねえ。
行きにも遭遇しました、浴衣の若者たち。

フェスティバルホールは
死ぬまでに行っておきたかった高橋真梨子さんのコンサートでした。

いやあ~よかった~
しみるわあ~泣けました。

ご主人が優しくてダンディーで、
とても素敵なご夫婦でした。

高橋真梨子さん、もう69歳なんですね!?
ぺトロ&カプリシャス…もお誰も知らんかあ~

ああ、ジュリーも69歳!
再来週行きます、50周年ライブ!
50周年で50曲歌うそうです。
大丈夫かあ…ドクターストップかかりまくってるらしいけど…
見納めか…

まだまだ暑いです。
皆様ご自愛くださいませ。

Re: 阪神電車なう - からす

2017/07/23 (Sun) 07:38:19

 昨日の甲子園は、ナイターです。
 でも、セ・リーグじゃなくてウ・リーグ。
 阪神がソフトバンクを下したみたいです。

 http://npb.jp/bis/2017/games/fs2017072200812.html

 でも、試合自体は、もっと早くに終わってるみたいですが、二軍戦でも、↓これ、やってんのかな?

 https://www.youtube.com/watch?v=zr7bIMDKvyY

 夕べ、やたら近くに花火がきこえると思ったら、芦屋浜だったんだ。

 「五番街のマリー」は、名曲です。


6月の - 小牧

2017/07/03 (Mon) 22:16:04

Gマン 宿命の銃弾(上) スティーヴン・ハンター 公手成幸 扶桑社文庫
Gマン 宿命の銃弾(下) スティーヴン・ハンター 公手成幸 扶桑社文庫
超火山[槍・穂高] 原山智・山本明 山と溪谷社
ツンドラ・サバイバル 服部文祥 みすず書房
星野道夫著作集3 星野道夫 新潮社
眠る狼 グレン・エリック・ハミルトン 山中朝晶 ハヤカワ文庫
ゲルマニア ハラルト・ギルバース 酒寄進一 集英社文庫
蛹令嬢の肖像 ヘザー・テレル 宮内もと子 集英社文庫
スパイの忠義(上) サイモン・コンウェイ 熊谷千寿 ハヤカワ文庫
スパイの忠義(下) サイモン・コンウェイ 熊谷千寿 ハヤカワ文庫
洞窟ばか すきあらば、前人未到の洞窟探検 吉田勝次 扶桑社
山の本 2017年夏 100号 白山書房

Re: 6月の - 小牧

2017/07/13 (Thu) 23:32:58

なぜこのクソ暑いのに山へ行くのか。
このクソ暑いのに山が来ないからだ。
以前伊那のほうから登った中央アルプスの越百山2614m。
木曽側から登った。
登り始めたのが午前11時。
遅すぎ。
14時まで登って、そこで引き返そうと決めていた。
上のコル、というところ、1750mあたりまで登って、
とくに、見晴らしがいいわけでもなく、
ただただ苦行のような登りで、
途中の水場の水が冷たくてうまかった、
それと、瓜坊と遭遇した。
とっとっとっとっとっと、道路沿いの斜面を駆けていた。
猪を見たのは初めてだ。
というだけの山歩きだった。

Re: 6月の - 小牧

2017/07/14 (Fri) 21:49:23

『Gマン 宿命の銃弾』ボブ・リー・スワガーのじいさん、チャールズのお話ですね。アメリカの歴史に名を残すギャング、デリンジャーとかその仲間との物語。鉄砲が大好きな作者のウンチクが今回も半端ない。

『超火山[槍・穂高]』「本の雑誌」の山の本ベスト30に挙げられていた『槍・穂高 名峰誕生のミステリー』ヤマケイ文庫の、元本。槍・穂高は昔の大火山のカルデラの一部だったという地学の話を、山歩きしながら解説している。

『ツンドラ・サバイバル』サバイバル登山家服部文祥の、シベリアでの記録。地元の狩猟家ミーシャとの出会いがあり、そのやりとりが心に残る。

『星野道夫著作集3』山の本ベスト30の『旅をする木』がはいっていたので、図書館で借りて読んだ。全然山の本ではないぞ。まあ、アラスカ自体が山みたいなものだといえばそうかもだが。

『眠る狼』帰ってきてほしい―十年前に故郷を離れ、海外で軍務についていたバンのもとに、ずっと音沙汰のなかった祖父からの手紙が届く。プロの泥棒である祖父の弱気な言葉に胸が騒いだバンは、急ぎ帰郷した。だが到着した彼を待っていたのは、頭に銃撃を受けた祖父の姿だった! 人事不省の祖父をまえに事件の真相を追う決心をしたバンは祖父の仕事仲間に協力を仰ぐ…ミステリ賞三冠を制した昂奮と哀愁がクロスするサスペンス というので読んだ。ま、そういう小説でした。

Re: 6月の - 小牧

2017/07/14 (Fri) 21:52:44

『ゲルマニア』1944年ベルリン。ユダヤ人の元敏腕刑事オッペンハイマーは突然ナチス親衛隊に連行され、女性の猟奇殺人事件の捜査を命じられる。断れば即ち死、だがもし事件を解決したとしても命の保証はない。これは賭けだ。彼は決意を胸に、捜査へ乗り出した…。連日の空襲、ナチの恐怖政治。すべてが異常なこの街で、オッペンハイマーは生き延びる道を見つけられるのか?ドイツ推理作家協会賞新人賞受賞作。 という本で、なかなか面白かったので、今その続編の『オーディンの末裔』を読んでいます。

『蛹令嬢の肖像』からすさんも読まれたこの本、古本店で見つけたので読みました。小説もさることながら、カバーの絵、ほんとにフェルメールっぽくてすごいね。

『スパイの忠義』読みづらかったが、我慢して最後まで読んだ。MWAだかの受賞作。我慢して読んだ甲斐があった。

『洞窟ばか』そのあとだけにメチャメチャ読みやすかった。洞窟探検家の本。洞窟に1週間も10日も入っているって、おそろしい。想像するだにドキドキする。

『山の本』100号ですね。「山の本」というタイトルを決めるときに、「本の雑誌」というのもありますしね、という意見があったそうです。

みなみさん、大下宇陀児といえば、『宙に浮く首』(春陽文庫)という古い本を持っていたはずなんだけど、読んだかどうか、覚えていない。ちょっと探してみたけど、見つからなかったです。

ところで、本日、清水の舞台から飛び降りました。
『フロスト始末』上下計税込2808円を買ったのです。
文庫2冊計900ページ強の値段じゃないよね。
これで面白くなかったら怒るで。

飛び降り、ためらい中! - みなみ

2017/07/15 (Sat) 04:14:45

春陽文庫の大下宇陀児といえば、ずいぶん前に、たしか『金色藻』というのを読んだ記憶があります。
もちろん、内容なんか、まったくおぼえていません。

『フロスト始末』上下2冊は、何度も手にとりましたが、レジまでもって行くふんぎりが、まだつきません。
面白いのは、まず保障つきのはずですが、この値段ですからねえ。
で、いまはボストン・テランの新作を読んでいます。犬好きには、涙チョチョきれる場面の連続であります。
少しだけ登場する「ゲス猫」(訳者は田口俊樹サン)も、イイ感じです。

Re: 6月の - えいみ

2017/07/17 (Mon) 18:18:25

『フロスト始末』、た、高!!

今買っても読めないから買わないでいたんですが、うーーむ

ダンスCM - みなみ

2017/07/13 (Thu) 18:50:59

からすさんへ

『第99回全国高校野球選手権』ダンスCMのフルバージョン動画が公開されていますよ。
「バーチャル高校野球」サイトの「動画一覧」をチェックなさってください。

Re: ダンスCM - からす

2017/07/15 (Sat) 06:50:17

 はい、見ました。

 元気があって、よろしい! ですね。
 今回は、女子高と男子校の合作だとか。

 高校野球といえば、「市神港」、なくなるんですね。
 「最後の夏終わる」という新聞記事で知りました。
 兵庫商業と統合されるそうです。

 「兵庫」なのに、なんでか鈴蘭台にあった兵庫商業。
 統合された校舎は兵庫なのに、今度は校名から「兵庫」が消えるんだ……

6月に読んだ6冊 - みなみ

2017/07/12 (Wed) 19:40:25

『バウドリーノ(上・下)』ウンベルト・エーコ(岩波文庫)
 十字軍の時代、西洋と東洋をまたにかける、ホラ吹き主人公
バウドリーノによる冒険ファンタジー。
ショーン・コネリー主演で映画化もされた『薔薇の名前』は、
中世の修道院を舞台にしたミステリながら、読みとおすのに四苦八苦した思い出がありますが、本作はおおむねスイスイと楽しく読むことができました。
おそらく全編にわたって、さまざまなパロディーがちりばめられているようなのですが、わたしの乏しい教養では、とうてい歯がたちませんでした。

『ペドロ・パラモ』フアン・ルルフォ(岩波文庫)
 ペドロ・パラモという顔も知らぬ父親に会うために「おれ」がやって来たのは、死者だらけの寒村だった。
物語は、過去と現在が行きつ戻りつし、しかも登場人物たちは、生きているのか、もう死んでいるのかも、ハッキリしない。
メキシコの現実って、こんなにも幻想的なんだろうか。
マルケスの『百年の孤独』とともに、ラテンアリカ文学の代表作の評価をうけているそうです。

『世界最古のもの』ヴィリ・サイデル(沖積舎)
 太古に飛来した隕石に秘められた魔力を呼びさまそうとする中国人学者と、その助手にされてしまった少年の悲劇。
解説には、クルトゥー神話のラブクラフトの連想を指摘されているけど、わたしはむしろマッケンの名前を思い出しました。
あくまでも、幻想怪奇小説の好事家向けです。

Re: 6月に読んだ6冊 - みなみ

2017/07/12 (Wed) 20:06:29

『西郷星』岡本綺堂(光文社文庫)
『半七捕物帖』の作者による、時代モノの短編集。
人情ドラマばかりかと思いきや、破天荒な怪奇小説もありました。

『鼻 外套 査察官』ゴーゴリ(光文社古典新訳文庫)
 後藤明生の小説によくゴーゴリの名前がでてくるので、この新訳版を手にとってみました。
落語調に訳されていることもあってか、3作とも全編にわたってグロテスクな哄笑がひびきわたっています。
ドルストエフスキーは「われわれはみんな、ゴーゴリの外套から生まれた」と語ったとか。
 巻末の解説と年譜によれば、作者は悲惨で、しかもどこか滑稽な生涯をおくったようです。

『人生なんて、そんなものさ カート・ヴォネガットの生涯』チャールズ・J・シールズ(柏書房)
『屠殺場5号』『猫のゆりかご』『タイタンの妖女』などで夢中になった米SF作家(後年は主流小説に移行したけど)の、ボリュームたっぷりの評伝。
学生時代から翻訳がでるたびに読んでいたので、ある程度、作者の近況も知っていたつもりでしたが、この小説家も女性に、大いにふりまわされたのだなあ!と、ミョーに納得させられたのでありました。

今よりはるかに、美しい形をしていた桜島 - うさぎ777

2017/07/12 (Wed) 06:39:47

今よりはるかに、美しい形をしていた桜島

http://park.geocities.jp/jpcdebate/0203/p038.html#page257

桜島が江戸時代に描かれたのを見てわかったことだ。

( http://sky.geocities.jp/datepedia/02/update.html )

( http://park.geocities.jp/j_con4/0104/p042.html )

( 個人的意見 )

6月の本 - からす

2017/07/09 (Sun) 10:12:25

 小牧さん、井上あさひさんの「クラス委員長」な感じも、なかなかに好もしいと思います。はい。

『難波鉦異本(上・中・下)』もりもと崇(エンターブレイン)

『ルースを探して』アンナ・クラーク/高橋豊・訳(ハヤカワ文庫)
『暗闇の岬』メグ・ディナー/杉田七重・訳(集英社文庫)
『白夜の爺スナイパー』デレク・B・ミラー/加藤洋子・訳(集英社文庫)
『グッド・ガール』メアリー・クヒカ/小林玲子・訳(小学館文庫)
『ほかに誰がいる』朝倉かすみ(幻冬舎文庫)
『アズミ・ハルコは行方不明』山内マリコ(幻冬舎文庫)
『1985年の奇跡』五十嵐貴久(双葉社文庫)
『引擎(エンジン)』矢作俊彦(新潮文庫)
『殺気!』雫井修介(幻冬舎文庫)
『戸村飯店青春100連発』瀬尾まいこ(文春文庫)

Re: 6月の本 - からす

2017/07/11 (Tue) 16:05:02

 『難波鉦異本』、以前少年画報社から「2巻」まで出て、その後3巻が、なかなか出ないな…と思ったら、いつの間にかエンターブレインから3巻揃いで出ていた。
 しかも既に3巻ともに絶版だ。
 古本で3冊手に入れました。
 もりもと崇の「なにわ時代劇」、もっと見たいと思う。新作期待。

 『ルースを探して』、7歳より以前の記憶をがない、という孤児の少女が辿る、「自分探しの旅」。
 ウラ赤毛のアン、あるいはネガティブな赤毛のアン、というおもむきの英国ミステリーだった。

 カリフォルニアの音楽ビジネスををめぐって起こる殺人……『刑事コロンボ』のような舞台設定だが、探偵役は若い女性弁護士で、冒頭のっけに彼女がそのトラブルの渦中に「当事者」として巻き込まれるところから、話が始まる。
 しかし、イマイチ入り込めなかったのは、西海岸のイマドキの音楽事情が、ようわからんからかな?

 ただ今は娘の嫁ぎ先であるノルウェー・オスロに暮らす、朝鮮戦争で狙撃兵だったジジイが、『白夜の爺スナイパー』。
 この爺が「ユダヤ人」である、というのも、物語の重要なファクターだが、そんな彼がある事件に巻き込まれ、自閉症の子供を連れて逃亡する羽目に。
 ヨタヨタと移動しながら逃亡する様が、なかなかにサスペンスだ。

 『グッド・ガール』も記憶喪失の女性の物語。
 複数の人物による、それぞれの視点の「その前」「その後」が、時系列はばらばらに語られ、次第に真実が明らかに……やがて、実におぞましき真実が炙り出される。
 すごく視覚的な小説でもあった。映画になると面白いかも。

 朝倉かすみは、やっぱり凄い。
 『ほかに誰がいる』、ちょっと変わった性向の女子高生の、ちょっと変わった恋愛譚かな…と読み進めると、急転直下、物語はジェットコースターのように上下し、回転し、ねじれる。
 これは、凄まじき純愛物語。
 「純愛」には、いろんな形があるのですね。
 
 『アズミ・ハルコは行方不明』、「ファスト風土」の名付け親・山内マリコの、またもや富山を舞台の物語。
 前作『ここは退屈迎えに来て』ほどの衝撃がなかった…のは当たり前だが、なんかイマイチ…感があった。

 『1985年の奇跡』は、もちろん「1985年」に反応して手に取った。
 阪神タイガースが、奇跡の優勝を遂げた1985年、東京の万年一回戦敗退高校野球部に起きた奇跡……なのだが、ディテールにやや疑問が。
 選手権大会の予選が、高校のグランドで開催て、あり得ないと思う。
 東京はそうだったのか? と一瞬思ってしまったが、ないでしょう、それは。
 それと、選手の性的嗜好を、相手校ベンチとスタンドが一緒になって野次りまくる…というのも、1985年、今から30年以上昔とは言え、まず絶対に許されんでしょうね。
 
 矢作俊彦、かつてと同じハードボイルド調が、今の時代で語られると、なぜだかやたらと空回りしてるだけに見えてしまう。
 難しいな、時代って。

 12歳で何者かに拉致監禁された記憶を持つ女子大生。
 そんな彼女が、ある事件に巻き込まれることによって、自分には他人の殺気を感じ取る能力があると気づいて、事件を追いかけるうち、過去の事実もまた、あきらかになってゆく。
 『殺気!』は、東京郊外町興しミステリー、とも言える小説だった。

 『戸村飯店青春100連発』、なかなかに「ええ味」出してる大阪青春小説。
 「戸村飯店」、近くにあったら是非食べに行きたい、と思った。


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